勉強計画の立て方
こんにちは、四宮です。
皆さんは、勉強計画をしっかりと立てられていますか?
実は、勉強計画に少し工夫を加えるだけで大幅な勉強効率アップを見込むことが出来ます。加えて、独学は自分の成績を一番伸ばすことが出来ます。今回は、そんな勉強計画をうまく立てるためのポイントを紹介していきたいと思います。
具体的に、
- これから勉強を始める
- 計画がすぐ崩れてしまう
- どういう風に勉強したらいいか分からない
という方におすすめです。
早速、私が実践していた内容も含めてポイントを2つ紹介していきたいと思います。
1.勉強効率のよい時間帯を把握する
実は、時間帯別にどの科目を勉強すべきかは分かっていて効率のよい計画を立てる上でこの知識は必須と言えます。朝・昼・夜の時間帯別にどの科目をこなしていくべきかを紹介したいと思います。まず、早朝は起きてすぐなので脳がまだ寝ぼけています。したがって、複雑な勉強には取り組まず前日の復習をするなどして脳の目覚めを促しましょう。リヨン大学の研究で夜暗記して睡眠して翌日の朝に復習すると暗記効率が2倍になる上に長期記憶として残りやすくなることが分かっていますのでおすすめです。午前中の起床後1~3時間は脳が最も効率よく働くゴールデンタイムと言われています。この時間帯こそが勉強が、最も捗る時間帯です。したがって、午前中は集中力や考える力が必要な数学・理科系の科目の問題演習などを行ないましょう。昼食後はお腹が満たされることから眠くなりやすいです。そのため、眠くなってしまった場合には、目をつぶるだけでもいいので20分くらいの昼寝をしてしまいましょう。午後の時間帯は1日の中で最もケアレスミスが多くなるので数学・理科系の科目の問題演習よりは英語や国語などの問題演習の方が向いています。夜は暗記をしましょう。睡眠と記憶は切っても切り離せない関係あります。「夜暗記して睡眠して翌日の朝に復習」このサイクルを意識しましょう。
2.アイビー・リー・メソッドを使う
アイビー・リー・メソッドとは、アメリカで100年間語り継がれてきたスケジュールの立て方です。やり方は、とてもシンプルで次の5つのステップを毎日こなしていくだけです。
①今日やるべきことを6つメモしましょう。
②その6つを重要だと思う順に並べる。
③このメモの順番にしたがって作業を進めましょう。
④もし全部の作業が出来なかったとしても悔やむことなく忘れましょう。
⑤翌日もこれらを繰り返す
というステップです。この方法には2つのメリットがあります。1つ目は、選択肢を減らせるという点です。最初に選択肢を6つに狭めることで集中力を大幅にアップさせることが出来ます。1日に消費できる脳のエネルギーは、限られているのでそのエネルギーをタスク選択に消費するのではなく、勉強のタスクを達成することに費やせるという点で非常に有効です。2つ目は、優先順位が決められているという点です。優先順位が決まっていないと、次のタスクがなかなか決まらずマルチタスクに陥ってしまいます。ミシガン大学の研究でもマルチタスクをすると40%も生産性が低くなるということが分かっています。この方法を行なうと、タスクを一直線でさばくことができ、勉強の成果が実感できるようになると思います。
まとめ
①勉強効率のよい時間帯を把握する
→早朝:前日の復習
午前:数学・理科系の科目の問題演習
午後:英語や国語などの問題演習
夜 :暗記科目
②アイビー・リー・メソッドを使う
→タスクを一直線でさばくことができ、勉強の成果が実感できるようになる
以上の2つを意識して勉強計画を立てると大幅な勉強効率アップが期待できると思います。勉強計画で大切なのは、時間ではなく何をするかなので細かい時間を設定するのではなくやることを中心の勉強計画を立てましょう。