受験鬱を改善する方法
こんにちは、四宮です。
あらゆる世代が発症する可能性のあるうつ病ですが、なかには「うつ病は多忙な大人がかかるもの」というイメージを持っている方もいるでしょう。しかし、多感な10~20代前半の方々がうつ病を発症する可能性があります。
厚生労働省の調査によると、24歳以下が精神疾患で外来診療を受けた数は、平成17年は27.2万人でした。それが、平成26年は36.3万人、平成29年は38.5万人と、年々増加傾向にあります。
「気持ちを切り替える」「やる気を出す」などの方法では症状の緩和は難しく、そのままでは、受験だけではなく今後の人生にも影響してしまいますので軽く見ないようにしましょう。
具体的には、
- やる気が出ない
- 体調が悪くなる
- 心の不調がある
という方におすすめです。
1.休息を取る
休息は、鬱を改善する上で基本です。今、頑張れば志望校に合格できると周りの多くの大人に回れると思います。自分もそうでした。しかし、それを1年間も続けてしまうと鬱になってしまいます。したがって、無理をしすぎない、疲れたら休憩するこれから徹底するようにしましょう。自分は、月曜日に楽しみにしていたドラマがあったので毎週見ると決めていました。このように、好きなアニメやテレビ、ドラマなどを見て定期的に受験を忘れられる時間を作るようにしましょう。
2.筋トレをする
筋トレで自分に自信がつくから鬱が改善されるのではなく、筋トレ自体に抗うつ効果があります。これは、リスボン大学の研究者が、26カ国の18歳以上の成人のデータ8万7508人分をPRISMAガイドラインに基づき、システマティックレビューやメタ解析といった分析手法で調査した結果、筋肉量や運動量に関係なく、筋トレをしたかどうかに抗うつ効果があると判明しました。はっきりとしたことは、分かっていませんが筋トレをすることで分泌されるホルモンは、セロトニンやテストステロン、ドーパミン、ノルアドレナリンの4つがあります。これらのホルモンは脳の興奮状態や覚醒状態を適切にコントロールするためのものです。そうしたホルモンが筋トレで十分に分泌されることで、うつ病予防に繋がっているといわれています。
まとめ
①休息を取る
→定期的に受験を忘れられる時間を作る
②筋トレをする
→筋トレをすることに抗うつ効果が期待されている