頭が悪くなる朝やりがちな行動
こんにちは、四宮です。
これから、紹介する行動がひとつでも当てはまってしまうだけで1日の生産性が低下してしまい、普段はしないようなミスをしたりして能力を100%発揮されません。改善法と一緒に紹介していきますので自分の朝の行動を見直してみてください。
具体的には、
- 朝だらだら過ごしてしまっている
- 成績がなかなか上がらない
- 勉強効率を上げたい
という方におすすめです。
早速、科学的根拠を基づいて3つ紹介していきたいと思います。
1.水を飲まない
寝ている間に失われる水分の量は、200~300ml(コップ一杯分)と言われています。また、脳の80%は水で出来ているので少しでも不足すると、さまざまな脳の不調が表れてしまいます。例えば、2011年にコネティカット大学の研究でも体重のわずか1%以下の水分が失われるだけで記憶力や認知能力が低下することが判明しています。また、イーストロンドン大学とウェストミンスター大学の研究によると、知的作業に取り掛かる前に500mlの水を飲むだけで作業効率がアップすることが分かっています。だから、頭が働かないや集中力続かないと感じるときには、コップ1,2杯の水を飲んでみてください。水1杯の効果は、頭を目覚めさせるだけではなく体まで目覚めさせます。水を飲むことで胃腸が刺激されることで、交感神経と副交感神経の働きが切り替わって寝起きがよくなります。脳も体もスッキリと目覚めさせてくれる水を飲むことを意識しましょう。
2.起きてすぐスマホをいじる
人間が1日に下せる決断の回数は、約9000回ほどが上限だと言われています。また、朝起きてから2~4時間ぐらいが脳が最も効率よく働く時間です。この時間帯が、1日の中で最も適切な決断を下せる時間帯です。そのタイミングでSNSを見たり、スマホゲームをしたりするのは無駄になってしまいます。脳は決断を行う度にどんどん疲れていきます。だから、朝からスマホをいじっているとその限りある決断の回数を使ってしまい、重要な物事に対する集中力を保てなくなってしまいます。したがって、朝は1日の内で最も重要なことをすると脳が最大のパフォーマンスを発揮できます。
3.運動しない
運動は幸福度に大きな影響を及ぼします。イリノイ大学の研究によると子どもを対象に20分の軽いウォーキングさせた後に脳波測定を行うと脳の活動が格段に向上し幸福度も高くなり、4つの脳内物質BDNF、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンが出ていました。それぞれの効果として、
BDNF ・・・脳を活性化、成長させてくれる物質
ドーパミン ・・・頭の回転、集中力や注意力を高めてくれる物質
ノルアドレナリン・・・気分を高めてくれる物質
セロトニン ・・・抗うつ効果を期待されている物質
があり、運動には頭をよくする効果があります。逆に、運動をしないと脳が老化していく上疲労が蓄積するので軽い運動をするようにしましょう。
まとめ
①水を飲まない
→体重のわずか1%以下の水分が失われるだけで記憶力や認知能力が低下する
②起きてすぐにスマホをいじる
→限りある決断の回数を使ってしまい、重要な物事に対する集中力を保てなくなってしまう
③運動しない
→脳が老化、退化する
以上の3つが頭が悪くなる朝の行動をですので是非、参考にしてみてください。