記憶力を高める食べ物
こんにちは、四宮です。
今回は、記憶力を高める食べ物を3つほど紹介していきたいと思います。
記憶力を始めとする脳の機能は、食べ物の内容や質によって大きく変わります。記憶力を高めるのに、効果的な食べ物を科学的な理由を交えて紹介していきます。
1.青魚
青魚には、DHA、EPAといった脂肪酸が多く含まれていて、脂肪酸は脳の約2/3を構成している重要な栄養素です。2008年の米国国立衛生研究所の実験で、DHAを与えられずに育ったマウスは記憶・学習能力が低くなることが判明しています。したがって、記憶力を高めたいと思うなら積極的に青魚を摂取するようにしましょう。
2.チョコレート
注意点として糖分の取り過ぎは、集中力・メンタル悪化に繋がってしまうので糖分カットのものにしましょう。2014年の研究でチョコレートを食べると脳の成長に欠かせないBDNFが増加することが判明しています。BDNFは、記憶を司る脳の部位である海馬に多く存在しており、記憶や学習に深く関わっています。また、チョコレートには集中力を高めさせる効果もあり、2018年にアメリカのロマリンダ大学の研究では、カカオ70%のチョコレート48gを被験者に摂取させてから30分後に集中力に関する脳波(γ波)が強まることが分かりました。したがって、記憶力も集中力も上げるチョコレートはおすすめです。
3.海藻類
海藻類には、水溶性食物繊維が多く含まれていて、それは善玉菌のエサになるので結果として腸内環境を整えてくれます。一見すると、関係ないように聞こえますが、緊張してお腹が痛くなることがあると思います。これは、脳腸相関といって脳の緊張が腸の不調に現れた1つの例です。このように脳と腸は深い関係にあり、腸の不調は脳に悪い影響を及ぼすので意識して取ってみてください。
まとめ
①青魚
→脳の約2/3を構成している重要な栄養素を摂取出来る
②チョコレート
→糖分の取り過ぎは、集中力・メンタル悪化に繋がってしまうので注意
③海藻類
→腸内環境を整える